皆様こんにちは!代表の佐久間です!

最近は少し気温も下がり、過ごしやすい気候になってきましたね!

今からの時期はお家の塗装などを考えて、塗装業者にお見積りを取られている方も多いのではないでしょうか?

 

そんな中、業者から見積もりの説明を受けている時に、「この塗料は低汚染ですよ!」などという話も出て来る

と思います。この低汚染というのは文字通り汚れが付きにくい塗料という事になります。

基本的に低汚染の塗料というのは親水性の塗料が多いです。

しかし、中には撥水性の塗料で低汚染をうたっている塗料もあります。

 

「じゃあ結局、撥水性と親水性、どっちがいいの?」

 

と、混乱する方もおられると思いますので今日は撥水性と親水性の違いについてお話ししたいと思います。

 

まず簡単に言うと、撥水というのは水を撥ねつける事、水をはじく事です。

撥水性の塗料を壁に塗ると、雨水が壁に染みわたらずに水滴の粒になって流れ落ちます。

 

 

 

 

 

 

それに対し親水というのは水に馴染みやすい性質の事を言います。

親水性の塗料を壁に塗ると、外壁に付いた水は水滴にならずに薄く広がって流れていきます。

 

 

 

 

 

 

ようは水滴になって転がりおちるのか、水滴にならずに広がって流れるのかの違いです。

 

 

 

 

 

ちなみに、どこからが撥水でどこからが親水なのかというと、水と外壁との接触角度が40~50度以下が

親水で90~110度以上で撥水ということになります。

ちょっとややこしいですね(笑)

 

「で、結局どっちがいいの?」となりますよね?(笑)

答えは建物の素材や状況などによって違うんです! 曖昧な書き方ですいません。

 

撥水性のある塗料は主に打ちっぱなしのコンクリートを保護する為に使われます。

撥水性のある塗料をコンクリートに染み込ませて雨の侵入を防ぐというのが目的です。

打ちっぱなしのコンクリートというのはコンクリート自体の風合いをそのまま生かせるものですが、表面が

保護されていないので、雨が降ると徐々に水が染み込んでいき、内部にある鉄筋などが錆びてしまうので

撥水性を持たせることが必要になるのです。

勿論、内部の鉄筋が錆びるのは水のせいだけではありませんが、ほかの原因の話まで始めると中々進みません

ので今回は水の話だけさせて頂きます。

 

ただ、このコンクリートに塗装する撥水性の塗料の通気性には注意が必要です。

コンクリートのお家は内部からも湿気が逃げようとします。その際に外壁表面近くに撥水層があると湿気が外に

逃げれなくなってしまい、内部の鉄筋を錆びさせてしまう事があります。

 

そういう時に透湿機能を持った撥水塗料を使うと安心です。

透湿機能とは、外からの水は中に通さず、中の水分は外に逃がしてくれるという都合のいい機能です。

水は、気体よりも液体の方が粒子は大きい為、透湿性塗料のごくわずかな穴からは内部の気体だけが抜けていき、

外部の液体は入らないという性質を利用したものです。

ですから鉄筋コンクリートでは透湿機能をもつ撥水塗料を使ってくださいね!

 

ただ、この撥水塗料にもやはりデメリットがあります。

 

ここからは完全に私の経験上からの自論ですので流す程度に見て下さい(笑)

撥水塗料というのは最初は汚れが付きにくいというのは確かにあります。

しかし、一度汚れが付いてしまうと中々落とすのは難しいです。

特に油分などは本当に落ちにくいですね。よくサッシの下に雨垂れの跡があるお家を見かけますが、あの黒い筋

も排気ガスなどの油分がほとんどです。

撥水性の塗料の場合、汚れが付着した後に雨が降っても水滴が玉のようになって汚れの上を転がっていってしまう

ので汚れが落ちにくいのです。

よく訪問販売の業者さんが「この塗料は撥水塗料なので汚れが付きませんよ!」などと言ってトラブルになる事

があるようなので、撥水塗料だから汚れが付きにくいという事は無い事だけ覚えておいてください。

 

 

次に親水性の塗料についてのご説明です。

 

親水性のメリットとしてはやはり汚れを落とす効果があるという事です。

親水性の塗料を塗った壁面に水が馴染みやすいので壁面に付いた汚れの下に水が入り込み、一緒に流してくれる

のです。

 

 

 

 

 

その為、親水性の塗料で塗装した場合、雨が降ると勝手に汚れを落としてくれるので長い間きれいに保つ事

が出来るのです。

撥水性の場合、水を弾くので壁に水を染み込ませたくない時は理想の塗料ですが、汚れを付けたくない時は

親水性の塗料の方が適していると言えます。

 

しかし、親水性の塗料にもやはりデメリットはあります。

親水性の塗料は水に濡れる事によってはじめて効果が発揮されます。

ですから晴れの日が続いて雨が降らない場合は自浄作用が働かないのです。

その場合はご自分で外壁に水をかけて洗い流すしかありません。

そして雨がよく降ったとしても、汚れがとれない場所があります。それは軒下です。

軒下は基本的に雨が掛かからないように作られている為、雨が降っても汚れが落ちないという事を理解して

おく必要がありますね!

しかし、今は軒の無いお家の形が流行っていますので、軒の無いお家には最適かもしれませんね。

たしかに親水性の塗料は一般的な塗料に比べれば汚れは付きにくですが親水性の塗料を塗ったからといって、

家全体が綺麗に保たれるという事ではありませんのでご注意ください。

 

 

いかがでしょう?大体のイメージは持って頂けましたでしょうか?(笑)

 

各塗料には各塗料の性質があり、建物の素材や形などによって使い分ける必要がありますので、ご自分の

家にはどんな塗料が合っているのか、しっかりと業者さんに確認してから塗装工事を行うようにして下さ

いね!

 

それではまた次のネタを考えます(笑)